豊胸手術 授乳

 

基本的には影響はない

 

すでに子育てを終えた人ならばともかく、「まだこれから結婚をして、子ども産んで」という人たちには、「豊胸手術がおっぱい(母乳)の出に影響しないか」は大問題です。

 

結論をいえば、

 

@豊胸バッグ挿入でも、脂肪注入でも、母乳の出に影響することはない。赤ちゃんへの授乳もOK。

 

Aただし、手術が原因でトラブルが起きた時には、まれに母乳の出が悪くなることがある。

 

といったところです。

 

浅いところに豊胸バッグを入れた時だけやや要注意

 

脂肪注入の場合、乳腺と大胸筋の間に入れます。乳腺はしっかりと避けられますので、母乳への影響はありません。

 

豊胸バッグの場合、そのバッグを入れる場所は、浅い順に@乳腺と肋膜の間、A肋膜の下(肋膜と大胸筋の間)、B大胸筋の下、の3つのパターンがあります。

 

いずれも手術が成功していれば、授乳には全く問題がありません。

 

それでも、授乳へのトラブルが起きるとしたら、最も可能性の高いのは、浅いところへ挿入する「乳腺と肋膜の間」です。

 

乳腺や乳管に近い分、傷つけてしまうこともあるのです。

 

ただし、脂肪注入には、感触が柔らかい・仕上がりが自然、といったメリットもあります。

 

自分でメリット・デメリットを見極めて、しっかり判断しましょう。

 

また、豊胸バッグをどの深さに入れるにしても、トラブルを避けるためには、あまり無理なサイズアップをしないことも必要です。

 

妊娠中や出産後は、乳腺が発達し、いつもよりもバストの皮膚などに余裕がなくなります。そのために乳腺炎を起こしてしまうことがあるのです。

 

豊胸バッグ除去のリスク

 

実は、授乳へのトラブルで多いのは、豊胸バック挿入の手術よりも、それを除去するための手術です。

 

いくら「通常は授乳には全く問題ない」と知っていても、気分が落ち着かないようです。それで豊胸バッグ取り出しの手術を考えてしまうのです。

 

あるいは妊娠・出産とは無関係な時期に、豊胸バッグを入れた結果が気に入らなくて、除去してしまう人もいるでしょう。

 

その取り出しの時に、乳腺などを傷つけてしまうことことがあります。そのまま豊胸バッグを残してトラブルになるリスクよりも、こちらのリスクのほうが大きいです。

 

豊胸バッグの取り出しは授乳中でも可能です。ただし、クリニックの方針などにもよりますが、一週間前後は授乳をストップすることになります。

 

これは母体よりも赤ちゃんへの影響を考えてのことです。手術の際に使った麻酔や、その後服用する抗生物質などが母乳に混じってしまうからです。

 

脂肪注入での授乳期後

 

こういった煩わしさを避けるには、豊胸バッグ挿入ではなく、脂肪注入を選ぶことも考えられるでしょう。

 

ただ、脂肪注入をした人の中には「せっかくバストがサイズアップしたのに、授乳の影響を受けて、あとでそのアップした分も縮む」と心配している人もいます。

 

これは大丈夫です。脂肪は乳腺よりも下に入れます。乳腺が膨らんだり縮んだりするのに、影響を受けることはありません。